老後のアルバイトで年金が貰えなくなるって本当なの?半分正解です

welfare-pension老後の生活

最近はシニア世代でも元気な方が増え「年金がもらえるようになってからも働きたい」と考えてる方も多いことでしょう。でもいざ働くとなると「年金が減らされるのではないか?」「もしかしたら受け取れないかも」という心配も起きてきます。それは半分正解で、半分不正解です。今回は老後のアルバイトで年金が貰えなくなるのは本当なのか?わかりやすく説明していきます。

いつ頃まで働きたい希望があるのか?

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内閣府が高齢者を対象に「いつ頃まで収入を伴う仕事をしたいですか」と調査したところ、こんな結果になりました。

  • 働けるうちはいつまでも働きたい・・・42%
  • 70歳くらいまで働きたい・・・21.9%
  • 65歳くらいまで働きたい・・・13.5%

平成29年度版高齢者白書より

上記のように、「定年退職した後も働きたい」と思っている人が多いです。

では、アルバイトや正社員になると年金は減らされてしまうのか?について、年金が減らされてしまう可能性のある収入は主に「厚生年金に加入して、そこから貰っている給料」です。それ以外の収入は、年金にはほとんど関係がないのです。

年金が減額されず給料をもらえるのはどんな場合?

  • 自営業として事業所得をもらっている場合
  • 会社勤めをしていても、厚生年金に加入していない場合
  • 個人年金や配当金などをもらっている場合

となります。

つまり、「仕事をしながら、かつ年金を減らされたくない」と言う人は、「厚生年金に入らず仕事をすればよい」と言うことになります。

厚生年金に加入しないで働けば、年金は減額されない

極端に言うと、働いてどれだけ沢山の収入をもらっていても、厚生年金に入らなければ、年金は減額されず「すべてもらえる」ということになります。

厚生年金に加入しない働き方

では、どうすれば厚生年金に加入しないで働けるのか?

原則、厚生年金に加入している事業所であれば、正社員、しょく託、パート、アルバイトなどの雇用形態にかかわらず、厚生年金に加入しなければなりません。しかし、次の条件の事業所で働いていれば、厚生年金に入らなくても働くことが可能です。    (事業所が厚生年金の任意適用を受けている場合を除く)

  • 自営業やフリーランス(個人事業主)として働く
  • 非常勤講師として働く
  • 厚生年金に加入しない範囲の労働時間、労働日数で働く

平成29年4月から短時間労働者(パート・アルバイト)でも下記のすべてに該当する場合は、本人や会社の意思に関係なく社会保険(健康保険・厚生年金)に加入する必要があるので、注意が必要です。

  • 週の労働時間が20時間以上
  • 賃金月額が88,000円以上
  • 1年以上雇用が見込まれる
  • 昼間学生でないこと

厚生年金に加入せずに働くことは、なかなか狭き門ですね…。

ちなみに、

社会保険の加入要件を満たしているのに社会保険に加入せず、年金を満額受給すると大変なことになるので注意が必要です。

気を付けましょう。

厚生年金に加入しながら年金をもらう方法

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年金を受け取りながら、厚生年金に加入している場合は、年金額が減らされたり、停止になったりする可能性があります。

支給停止になる金額は、ほとんどの場合、次の計算式で計算されます。

65歳未満:【月額給与総支給額 + (過去1年間のボーナス合計÷12) +年金月額】が28万円を超える場合、その超える半額が支給停止(月額)

65歳以上:【月額給与総支給額 + (過去1年間のボーナス合計÷12) +年金月額】が47万円を超える場合、その超える半額が支給停止(月額)

※ここでいう「年金月額」には、厚生年金基金の代行分を含みます。また、雇用保険の高年齢雇用継続給付との調整は別途計算です。

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年金が減額されない給料はどのくらいがベストなの?

上の指揮から計算すると例えば65歳前の人の場合:「給与月額+ボーナス月額」が「28万円ー年金月額」以内であれば年金が全額支給されることになります。

つまり、(厚生年金に加入している人の場合)収入が多くなると年金は減額されるため、年金を全部受け取りたい方は「働き方」を調整して給料等を抑える必要があります。

ちなみに、計算の対象および支給停止の対象となるのはあくまで厚生年金のみです。繰り上げ支給を含む老齢基礎年金は支給停止の対象にはなりませんので、老齢基礎年金を受けている人は、年金が0になることはありません。

損をしない働き方を意識すれば、65歳以上でも働くメリットはたくさんあります。年金の受給年齢がどんどん後ろ倒しになり金額も減っていく中、年金以外の収入を得ることは家計的に大きな宝になります。

健康で働くことができる環境であれば、生涯現役で仕事をするのもよいかもしれません。

老後のアルバイトで年金が貰えなくなるのは本当なのか?まとめ

  • ほとんどの人が、定年退職した後も働きたいと思っている
  • 厚生年金に加入しないで働けば、年金は減額されない
  • 厚生年金に加入している人の場合、収入が多くなると年金は減額される(65歳以下の場合は28万円~)
  • 年金を満額受給したい方は、働き方を調整する必要がある。

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