超高齢化社会の今、「もしかしたら老人の方がわがままで、若者より扱いにくいのではないか」とうすうす気づいてきた方もいると思います。そして「ポテサラ論争」でますます老害が浮き彫りになってきました。今回は、老害とは具体的にどのような人なのか、特徴8つをあげて紹介します。
ポテサラ論争とは

このTwitterを見て「あぁ、こういう事をいう高齢者は施設に何人かいたなぁ」と思い出しました。
老害とは
自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪。
Definitions from Oxford Languages
のことをいいます。
特に男性で、定年前はエリートや高い役職に就いていた人が「老害」になりやすいです。
定年後の老害チェック
定年後に「老害」といわれる言動をまとめました。
- 自己紹介で前職の肩書をいう
- 「昔は~だった」とよくいう
- 「○○くん」とクンづけで呼ぶ
- 生涯現役と思っている
- 現役時代の名刺が捨てられない
- 1人で行動できない
- 下ネタをいう
- 「ダメだよ○○しなきゃ」など「ダメだよ」をよく使う
あなたはいくつ当てはまりましたか?1つでも心当たりがある方はもう「老害」と陰でささやかれているかもしれません。1つずつ解説していきます。
自己紹介で前職の肩書をいう
定年退職後も町内会の小さな集まりなどで自己紹介ををする時「○○と申します。前職は○○会社で△△部長をしていました」なんて前職の会社をふまえて自己紹介をしていませんか?
このタイプは現役時代に高い役職についていたり、一流企業に勤めていたなど、いわゆる「定年後も肩書きを忘れられない人」です。
本人自体には悪気はないのかもしれませんが、聞き手は「私はあなたたち高齢者とは違うんですよ、エリートなので一目置いてもらいたい」といっているように聞こえ、不愉快な印象を与えます。
前職の肩書は初対面では出さないようにしましょう。
PN-0(ピーエヌゼロ)30日間返金保証付き
リピーターの96.7%が実感【プラチナム水素 Hi-Level】

みみ太郎

昔は~だったとよくいう
例えば「現役の時は休みもなく働いた、今の若者にはガッツがない」など、昔のことを引き合いに出して話をする方がよくいます。
昔はアナログ高度経済成長期で、仕事をすればするだけ儲かった時代、根性があればどんな問題・苦難でも解決できる「根性論」がまかり通っていた時代でした。
ですが今はデジタルの「目に見えない経済」の時代。寝ずに働く「根性論」より、創造的・独創的なものを生み出す「クリエイティブさ」が求められます。
クリエイティブなものを作り出すには、脳に十分な休息や栄養を与え、娯楽などで刺激することが大事です。「昔は~だった」と思うのではなく「今と昔は時代が違う」ことを念頭に置いて話をすする必要があります。
「○○くん」とクンづけで呼ぶ
定年後、再就職先などでも「○○くん」と呼んでいる人はいませんか?子供のころはよいのですが、大人になっての「くん」付けは「相手より自分の方が上」だといっているようなものです。定年後は「ただの人」、再就職したら「新人」の心構えでいましょう。
生涯現役と思っている
「老害」と呼ばれる人は
生涯現役=生涯仕事の第一線で活躍する人
と勘違いしている方が多くいるようですが、実は
生涯現役=定年までは仕事の第一線で活躍、定年したら仕事の第三線で活躍
が正解です。
今の20代の情報収集能力や有効時間の使い方には目を見張るものがあります。スマホでググって情報を素早く手に入れ、1日の通勤や会社での移動時に映画を1本見終わったりと「細切れ時間」と「スマホ」をうまく活用しています。
定年後は新入社員です。初心に帰り、例えば先輩となる20代に「~をおしえていただけますか」がいえますか?無理なら「生涯現役」はあきらめ、定年後は自分の趣味などに時間を使った方が無難です。
現代は情報の時代で、経済は指数関数的な成長をしています。そんな中、誤った「生涯現役」の考え方で、勤め先の会社の利益に貢献することができるのでしょうか?
生涯現役の気構えとしては、第一線は論外、第二線でも役不足、第三線くらいの控え目さを持ちましょう。
現役時代の名刺が捨てられない
定年後も現役時代に交換した名刺をまだ何百枚も持っている方がいます。1年に1度顔を合わせる、または電話をする方以外の名刺は処分したほうがよいでしょう。
なぜなら自分が亡くなった時に、自宅の整理(名刺の片づけ)をする家族や親族が困るからです。
名刺が残っていただけで、お葬式の連絡など、定年後は全くかかわっていなかった人に連絡する可能性だってあります。
オメガ3脂肪酸配合のグリーンプロポリス
1人で行動できない
団塊の世代では「飲ミュニケーション」など、人とのつながりで仕事がうまく回っていた時代でした。そのため、定年後、何か行うにしても常に誰かと一緒ではないと楽しくない。と思っている方も多いのではないでしょうか。
「熟年離婚」という言葉が流行語になったように、人と人、たとえ夫婦の間でも「自分の時間を持つ」距離感が必要です。
下ネタをいう
チャンスがあれば下ネタをいいたいと思う人の割合

インターネットリサーチ「Qzoo」出典
上のグラフでは最も割合が高いのは10代男性で29.5%ですが、60代でも24.7%と割合が高いことがわかります。つまりシニアの4人に1人が下ネタといいたいと思っているという事です。
下ネタを聞くと不快な気持ちになる人の割合

インターネットリサーチ「Qzoo」出典
上記のグラフで1番割合が高かったのは60代女性で50.6%で、半数以上の人が不快感を抱いていることがわかります。また、60代に限らず女性全体でも約3人に1人が下ネを聞きたくないと思っています。
男性は下ネタをいうことによって「距離感を縮める」「笑いで場が和む=注目される」効果があると思っていますが、女性としては「軽蔑」「不快感」しか残りません。下ネタは仲の良い同性の間だけで披露しましょう。
「ダメだよ○○しなきゃ」など「ダメだよ」をよく使う
例えば、「運動してないだって?だめだよ、運動しなきゃ」「新聞購読してないって?だめだよ、新聞位読まなきゃ」など、「だめだよ」が口癖の高齢者は、みんなに疎まれます。「ダメだよ」の1言が、「上からモノをいっている」感じに受け取られるからです。介護の現場にいたころ、この言葉が口癖の高齢者に何人か遭遇しました。お客様なので仕事はきちんと行いましたが、内面では「カチン」と来ることが多々ありました。(笑)
ポテサラ論争で「老害」といわれる特徴8つ:まとめ
- 昔どんなにエリートでも退職すれば「ただの人」
- 生涯現役=定年までは仕事の第一線で活躍、定年したら仕事の第三線で活躍
- 女性にとって高齢者がいう下ネタは「軽蔑」「不快感」である
- 「ダメだよ」が口癖の高齢者は、りっぱな「老害」

PN-0(ピーエヌゼロ)30日間返金保証付き

オメガ3脂肪酸配合のグリーンプロポリス

【一般社団法人終活協議会】

