【ウイルス侵入率100%】布マスク8千万枚介護施設や保育所に配布予定

mask5ケア方法・老化予防

「アベノマスク」騒動がやっと落ち着き、忘れたころにやってきた「布マスク8千万枚追加配布」のニュース。今回は介護施設や保健所、保育所に配布する計画とのことですが、果たして喜ばれるのでしょうか。マスク不足の原因から最近の研究結果までを解説していきます。

なぜこんなにマスクがなくなったのか

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日本におけるマスクの供給「ニューズウイーク日本版」:出典

日本ではご存じの通り、花粉症やインフルエンザなど、元々マスクの需要がある国だったので、供給率は毎年右肩上がりでした。新型コロナウイルスが発症する前の2018年の時点でも、1年間に55億枚ものマスクが供給されています。そのうちの国内生産の割合が2割、輸入が8割でした。輸入国の86%は中国だったので、ほぼ中国が生産していたといえます。

マスクが中国本土で必要に

その後、新型コロナウイルスが武漢で確認されてからは中国でのマスク需要が高まったため、日本への輸入が大幅に減少してしまいました。

初期のマスク不足は「パニック買い」

日本では新型コロナウイルスの感染者数が30人以下だった2月初めごろに「マスク不足」が起こりました。確かにその後、マスクの供給量は減っていったのですが、2月初めのころの「マスク不足」は、トイレットペーパーと同様の「パニック買い」だったといわれています。

国がマスク不足に介入

そして国民が新型コロナウイルスのニュースで右往左往していた4月1日に、政府から突然「布マスク全戸配布」の発表がありました。

政府の突拍子もない発言に「え、なぜ布マスク?なぜ配るの?」と唖然としたのではないでしょうか。

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アベノマスク誕生の理由

アベノマスクが誕生した理由は以下の理由からでした。

  1. 日本の平均世帯が約2人だから2枚
  2. 使い捨ては生産が追い付かない。また、布マスクも飛沫を防ぐ効果は変わらない
  3. 不足している使い捨てのマスクは医療機関に回したい。
  4. 「市役所配布」などにすると行列で集団感染の恐れがある

また、こちらは役所連携でのパンフレットです。

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私個人の意見では、この混乱期に、約1億2700万人の生活の安全を守らなければならない、かつ、マクロな問題を決めなければいけない日本のトップが、なぜここまでミクロな問題のマスクに熱くなるのか謎でした。また、布マスクは(リメイクするのは面倒くさいけど)ガーゼやハンカチで代用できるため、ますます「今、それをやる時期!?」とツッコミを入れたくなったのは事実です。

アベノマスクの感想は?

アベノマスクを入手した方の感想データを調べましたが「もらって嬉しい」という感想は出てこず、「小さい」「汚れている」といったマイナスな感想が多くありました。

そしてマスクの不良品は保健所職員が検品作業を行うことになり、ただでさえ多忙の保健所は戦場になったといわれています。

また、海外のメディアでは、「アベノミクスからアベノマスクへ マスク配布策が冷笑を買う」(米ブルームバーグ)や、「エイプリルフールの冗談ではないかと思った」(米フォックスニュース)など、ディスった記事が拡散されました。

そのままでは小さくて使いずらいため、「アベノマスクのリメイク法」なども流行りましたね。

そしてアベノマスク回収ポストが設置される

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そうこうしているうちに、「アベノマスク回収ポスト」がたくさんの場所で設置されました。

アベノマスクは国や自治体に送り返されたり、民間団体に寄付されたりするケースが少なくとも10万件に上るそうです。(毎日新聞)

アベノマスクのウイルス侵入率

では実際アベノマスクって新型コロナウイルスに効果あるの?と疑問に思っている方もいらっしゃると思います。専門家の研究データを見てみましょう。

【マスクの種類・侵入率】

※カッコ内は、肌と肌の間にすきまがある状態で着用した場合の侵入率

布マスク 100

アベノマスク 100

不織布マスク(ろ過性能の試験をクリア) 52%(100%)

不織布マスク(ろ過性能の試験なし)81%(100%)

防じんマスク(N95とDS2の規格を満たす)1%(6%)

HUFFPOST

上記の結果から、布やガーゼマスクではウイルスの侵入を防ぐことができないのがわかります。そもそも、正式な感染予防用に作られたものではないからです。

では、アベノマスクは効果ないの?

では、アベノマスクを着けいても効果はないのでしょうか?アベノマスクの効果としては

  1. ウイルスが付いた手で口や鼻を触るのを防げる
  2. 他人のくしゃみや唾など、直接吸い込むことを防ぐ

の2点の効果があります。ざっくりいうと「着けないよりかは着けたほうがよいレベル」であるともいえます。

ただ、このウイルス浸透率100%のアベノマスク(布マスク)を保育園や幼稚園、ましてや新型コロナウイルスにかかったら重症化するリスクの高い介護施設に配布するのはどうなのかと思います。「ないよりはマシ」のレベルなので、それをきちんと説明して配るのはよいと思いますが、そこのところがまだ国民に浸透していないように思います。

【ウイルス侵入率100%】布マスク8千万枚配布予定:まとめ

アベノマスク・布マスクはウイルス侵入率100%のため、「他人の唾が口に入るのを防げる」などの「着けないよりは着けたほうがよいレベルのもの」である。

・マスクより大事なのは密閉・密集・密接の空間を避けることである。

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