【耳が遠い】テレビの音が大きくてイライラする「原因と改善方法」

deafness3ケア方法・老化予防

「久しぶりに実家に帰ったら、親がテレビを見る音量が大きすぎてイライラする。耳が遠くなったのかな?」「親を呼んでも返事がない、もしかしたら聞こえてないのかも?」と思っている方、もしかしたら親御さんは加齢性難聴かもしれません。今回は、「加齢性難聴」とは何か?そして改善方法は何か?できるなら若いうち(今のうち)からやっておきたい予防法もあわせて解説していきます。

「加齢性難聴」とは

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加齢性難聴とは、加齢によって起こる難聴で、「年齢意外に特別な原因がないもの」です。一般的に50歳ごろから始まり、65歳を超えると急に増加すると言われています。

平成1,2,3年度科学研究補助金研究成果報告書1992「高齢化社会に対応する建築の聴(音声領域)空間の設計および評価に関する研究」出典

みみ太郎

60歳代からの「加齢性難聴」の割合

では、「加齢性難聴」は年代別にどのくらいの割合になるのでしょうか?60代からの割合を表にしました。

年代割合
60歳代前半5~10人に1人
60歳代後半3人に1人
75歳以上7割以上

上記の表からわかる通り、60歳代前半では5~10人に1人、60歳代後半では3人に1人、そして75歳以上になると7割以上とのデータがあります。

あなたは大丈夫?「加齢性難聴」のチェックリスト

具体的な「加齢性難聴」の症状がわかるチェックリストです。

テレビの音のボリュームが大きくなってきた
インターホンが聞こえず、来客に気づかない
話す声が大きくなった
体温計の音が聞こえない
お風呂が沸いた時の電子音が聞こえない
電話の呼び出し音が聞こえづらい
フ、サ、タ、ナなどの音が聞こえにくくなった
パ行、タ行、カ行、サ行が聞き取りにくい
すべての音がぼやけて耳に入ってくる
車のクラクションに気づかず、事故を起こしてしまいそうな場面がある

上記のチェックリストでチェックが多いほど「加齢性難聴」の可能性があります。一度専門医(耳鼻科)を受信することをおすすめします。

「加齢性難聴」があるとうつ病や認知症の原因にも

「加齢性難聴」は生活の質を落とすだけではなく、うつ病や認知症の原因にもなることがわかってきています。日本では65歳以上の580人に3年間の追跡調査を行った結果、加齢性難聴がうつ病の発症率増加につながることがわかってきました。

なぜ「加齢性難聴」があるとうつ病や認知症になりやすいのか?

加齢性難聴によりコミュニケーションが減ると、会話によって脳に入ってくる情報が少なくなります。それが脳の機能の低下につながり、うつ病や認知症につながるのではないかと考えられています。

では、どうすれば「加齢性難聴」を防げるの?

では、どうすれば「加齢性難聴」を防げるのか?残念ながら難聴を引き起こすすべてのメカニズムは解明されていません。ですが、若いころから大きな音を長時間にわたって聞いていると、年をとってから難聴になるリスクが高くなると言われています。

今は多くの人が使用している「ヘッドフォン」「イヤホン」。周りを気にせず大音響で音楽が聴けるのは良いのですが、日常的に使用していると「耳が慣れ」てますます大音響で聴いてしまうという悪循環におちいることもあります。

大音響から耳を守るためには大音響に耳を慣れさせないことが大事。

「大音響」に耳を慣れさせないためには

  • 1時間に5分くらい休憩を入れる
  • ライブハウス等はスピーカー近くに行かない
  • 工事現場では耳栓を使用する

などの工夫を。

残念ながら、聴力は1度壊れたら元には戻らない

「加齢性難聴」になったらどうすればよいのか?

「加齢性難聴」は治療をしても元の聴力に戻すことはできませんが、補聴器を使うなどして聴力をおぎなう事はできます。

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難聴の程度と補聴器のタイプ

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補聴器は、使う方の難聴の程度や生活環境などによって補聴器のタイプが変わってきます。一番多く使用されている耳かけ型には多くの種類があり、軽度難聴から重度難聴までの幅広い聴力レベルに適しています。耳あな型は軽度難聴から高度難聴の方に適しています。

(一般的に25dBHIが聞こえにくくなると、補聴器の使用を検討します。)

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日本補聴器販売店協会「難聴の程度と適合補聴器のタイプ」出典

補聴器は、使用後すぐ聴こえやすくなるものではなく、慣れるまで2~3か月かかります。そのためか日本は欧米と比べて補聴器の利用率が低いというデータもあります。

テレビの音が大きくてイライラする「原因と改善方法」:まとめ

・高齢者の「加齢性難聴」は、認知症との関係がわからないことがまだ多くあるが、できるだけ若いうちから大音響に耳を慣らさないようにし、聴力の低下を予防することが大事。

・「加齢性難聴」になってしまった場合、治すことはできないが、そのまま放置しておくと、コミュニケーションが減り、脳機能や生活の質の低下にもつながる可能性がある。難聴が軽度なうちに補聴器を使い始めると、コミュニケーションも減りずらく、うつ病や認知症の進行を予防できる可能性がある。

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