尿意がないからおむつ・便秘解消には水分が効く?介護のウソ・ホント

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「尿意がないのだからおむつを使用するのは仕方がない」「便秘解消には十分な水分や繊維性食品をとり、腹部をマッサージするとよい」そう考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし実際にはそうでない場合もあります。今回は、そんな介護のウソ・ホントのトイレ編を紹介します。参考にしてください。

「尿意がなくなった」という誤解

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尿意がなくなった場合おむつを使用するのは一般的な流れですが、尿意自体は高齢になってもなくなることはありません。例えばパーキンソン病や認知症、片マヒの人などは手足の感覚がなくても膀胱感覚がなくなることはないのです。

ではなぜ尿意がなくなってしまうのでしょうか?それは介護の仕方が原因だといわれています。

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尿意がなくなるのは介護者がいない場合が多い

例えば病院に入院して夜間一人で動くのが難しい場合、トイレに自分で行くことができないため当然おむつ対応になります。しかし尿意はあるのでトイレに行きたくなったらナースコールを押しますが、人手の足りない病院では「おむつをしているからその中にしてください」といわれる場合があります。その後がんばっておむつの中にするのですが、おむつ交換の時間は決まっており、その時間までおむつは汚れたままです。そんなことを続けているとだんだん尿意や皮膚感覚がうすれていき、結果尿意がなくなるといった状態になるのです。

このような状態のことを「仮性失認」と呼び、状況を変えれば尿意をとりもどすことも可能です。

尿意を取り戻すには

尿意を取り戻すためには、おむつが濡れたらすぐ交換し、「おしっこが出そう」といった場合はすぐにトイレに連れていくことが大事です。そのときに「よかったですね」など励ましたり喜んだりすると本人の自信も取り戻すことができ、尿意の回復に役立ちます。

尿意を取り戻すことができるかどうかはケアしだい

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高齢者の便秘の特徴

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便秘には大腸性便秘と直腸性便秘の2種類があり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

・大腸性便秘

 

  1. けいれん性便秘
  2. 物理的通過障害による便秘
  3. 弛緩性便秘

・直腸性便秘

上記の箇条書きにある①けいれん性便秘②物理的障害による便秘は病気によるものですが、③の弛緩性便秘は緊張が続いたりすると起こるもので、若い人に起こりやすい症状です。これは便が大腸に溜まっている状態なので、水分を十分とって便をやわらかくし、わかめやキャベツなどの繊維製食品で大腸を刺激したりマッサージを行ったりすることが効果的です。

しかし高齢者の便秘は直腸性便秘です。残念ながら水分や繊維製食品は直腸まで届かず刺激を与えることができません。そのうえ直腸は骨盤の奥なのでマッサージも効かないのです。

では高齢者の便秘はどうやったら治るの?

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水分や繊維食品の摂取、マッサージも効ない直腸性便秘の場合、どうすれば便秘が解消されるのでしょうか?

実は直腸性便秘はまたの名を習慣性便秘と呼ばれており、便秘の原因である生活習慣そのものを変えると改善されやすくなります。

生活習慣を変えるために、毎日朝ごはんを食べたあとにトイレにいってふんばることを日課にしましょう。便意を感じると排便反射がおき、直腸が収縮します。そのため排便反射が起こりやすい朝食後にトイレに連れていくのは効果的です。もしこのときに便が出なくても尿は出るので、その後の尿の出る時間がおおよそ把握できます。そして時間を見計らってトイレに誘導すればおもらしを防ぐ効果も期待できます。おむつを使用している方は、うまくいけばおむつを使わなくてもよくなるかもしれません。

高齢者の便秘解消は朝食後にトイレに連れていくこと

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尿意がないからおむつ・便秘解消には水分が効く?介護のウソ・ホント:まとめ

おむつが濡れているのに本人自身が気がついていないので、この先おむつしか方法はない」そう考えるのは一般的ですが、実は尿意がなくなるケアを行ってきたためにおむつになってしまった場合もあるのです。その人の尿意や便意に合わせてケアを行うことは正直とても大変ですが、毎日トイレに連れていくことで尿意が回復し、おむつを使わなくてもよくなれば喜びもひとしおです。

また十分な水分や繊維性食品の摂取、マッサージを行うことは若い人たちの便秘解消には役立ちますが、高齢者の直腸性便秘には効かない場合がほとんどです。直腸性便秘は生活習慣の改善が必要なので、朝食後はトイレにつれていってふんばってもらうという習慣をつけていきましょう。

高齢者の尿意・便意感覚を取り戻すには長い道のりになりますが、できることから少しずつ試していき、最終的に高齢者が生き生きと生活できるようなケアを行っていきましょう。

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