【しのび寄る老後破産】あなたも予備軍?なりやすい人の特徴4つ紹介

bankruptcy3老後の生活

高齢化の世の中「老後破産」という言葉がテレビやネットで騒がれています。今回は「老後破産」とは具体的にどういう状況を指すのか、また、厚生労働省のデータから「老後破産」におちいりやすい人の特徴を4つ紹介します。あなたも予備軍かもしれません。参考にしてください。

老後破産とは

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定年退職後ののち、貯金が底をつき破産すること。独り暮らしかつ年金を何らかの理由で受給していない高齢者に多いとされ、平均寿命の伸びや高度医療の発達、核家族化などが原因として上げられる。

Weblio辞書:出典

「老後破産」は年金を受給していない高齢者はもちろん、かつて企業で働いており、貯蓄や退職金など老後の蓄えがあっても将来的に貯金が底をついて破産する人もいます。

生活保護を受けた世帯・理由

毎年、厚生労働省が生活保護の状況を発表しています。内訳をみてみましょう。

「高齢者世帯」がダントツ

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厚生労働省 平成30年「世帯類型別被保護世帯数の年次推移(1か月平均)」:出典

上記のグラフからわかる通り、「高齢者世帯」は882,022世帯で、次の「障害者・傷病者世帯412,282世帯よりも群を抜いて多いことがわかります。

また、「高齢者世帯」は前年度より17,308世帯増加し、高齢者以外の世帯(母子家庭世帯、障害者・傷病者世帯およびその他の世帯)は逆に減少しています。

生活保護を受けた理由

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厚生労働省 平成30年「世帯類型別被保護世帯数の年次推移(1か月平均)」:出典

生活保護を受けた理由としては、「貯金等の減少・喪失」が38,8%と最も多く、次いで「傷病による」が23,4%となっており、貯金が無くなったため生活保護を受けた世帯が3割以上に上っていることがわかります。

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なぜ「老後破産」は起きるのか

何らかの理由で「年金がもらえない」人が「老後破産」になるのはわかるのですが、定年時にある程度貯蓄があってもなる人がいるというのはどういうことなのでしょうか。主な理由としては

  1. 年金が減ってきている
  2. 生活レベルが現役世代と同じ
  3. まだローンが残っている
  4. 医療費・介護費がかかる
  5. 金銭面で子供の面倒をみている

という理由があげられます。順番に見ていきましょう。

年金が減ってきている

厚生年金保険(第1号)受給者平均年金月額の推移(単位:円)

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厚生労働省 平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況「厚生年金保険(第1号)受給者平均年金月額の推移」:出典

上のグラフからわかる通り、厚生年金の平均年金受給額は平成26年を底にほぼ横ばいの数値を示しています。また、平成24年から平成28年には-3,447円となっており、年金額が下がっていることがわかります。

「毎月3,000円マイナスくらい大した金額ではない」と思う方もいるでしょうが、年間36,000円65歳~90歳までの25年間で考えると900,000円の差となり、家計に影響を与えることになります。

このように、年金が減ることにより「生活できない状態」になってしまうことが考えられます。

保険

生活レベルが現役時代と同じ

たとえ現役時代の生活が派手ではなかったとしても、洋服代、外食費、友人との交際費、旅行費などのレベルは若いころに比べて上がっていませんか?

定年後も十分計算されて家計をやりくりしているのなら問題はありませんが、「どんぶり勘定」で生活している方も多くいると思います。

「牛肉」より「鶏肉」、「そこそこ値段のするスーパー」よりも「近所の激安スーパー」など、日常の生活レベルを落とすのは簡単そうに見えてなかなか難しく、生活のレベルを落とせないため「貯金が底をつく」ことが起こりえます。

まだローンが残っている

今は低金利時代のため、30年を超える返済期間で住宅ローンを組むと、毎月の返済額が抑えられるメリットがあります。そのため定年後もローンの返済をしなければならず、それが重くのしかかる方もいます。

また、定年後に合わせて「バリアフリー」などの導入のため、ローンを組む方もいます。

実際、収入が少ない中での住宅ローン返済には予期せぬ出費が重なることがあり、ローンが払えなくなることもあるので注意が必要です。

医療費・介護費がかかる

年々医療技術も進歩しており、そのため医療費も増加している傾向にあります。自己負担額も所得によって細分化されたり、紹介状なしで大病院を受診すると5,000円の特別料金を徴収されたりと、「病院受診は思わぬ出費の最たるもの」といえます。

また、要介護状態になった場合は「介護保険制度」があるとはいえ、こちらも年々自己負担額が増してきています。

将来かかる病気が事前にわかっていれば、前もってお金を準備しておけるのですが、こればかりは予測がつきません。

このようなことも「老後破産」の原因になります。

金銭面で子供の面倒をみている

内閣府が発表したデータによると、40歳~64歳までの「ひきこもり」が推定61万人に以上に上るそうです。

8050問題」(80代高齢者の親とひきこもり状態の50代無職の子が同居)も新たな社会問題としてニュースに取り上げられています。

将来自立して自分の足で稼いでくれる」と思っていたわが子が、「定年後も面倒を見なければいけなくなった」場合、定年後の生活設計は大きく狂ってしまいます。

また、ひきこもり以外では「奨学金を肩代わりしている」「子供が建てた家のローンを払っている」「子供のカード支払い分を払っている」などがあります。

親の面倒は子がみる時代」は終わり「子の面倒は親がみる時代」に変化しているのかもしれませんね。

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まとめ

老後破産といわれるように、生活保護世帯は高齢者世帯がダントツであり、主な理由は「貯金等の減少・喪失」である。

老後破産の原因としてはいくつかあるが

  • 年金が減ってきている
  • 生活レベルが現役世代と同じ
  • まだローンが残っている
  • 医療費・介護費がかかる
  • 金銭面で子供の面倒をみている

ことなどが挙げられる。

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