早いスピードで進んでいる少子高齢化、長くなる寿命、だんだん細くなっていく社会保障・・・・今回は「老後が不安でしかたない人」たちは何が不安なのか?またどういった対策が必要なのか?ランキングで説明していきます。
老後で具体的に何が不安なのか

老後の事を考えると、漠然とした不安に襲われる方は多いです。最近は、20代でも働く女性の7割が、「老後は漠然とした不安がある」と感じているということも明らかになってきました。
不安を取り除くには、まずは「漠然とした不安」は何なのかを具体的に洗い出すことです。多くの人を悩ませている老後の不安とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
老後に対する具体的な不安ランキング
1位 | お金 | 60.4% |
2位 | 体調 | 56.5% |
3位 | 認知症 | 52.5% |
4位 | 自分の介護 | 47.2% |
5位 | 配偶者の介護 | 32.5% |
6位 | 両親の介護 | 30.6% |
7位 | 終活 | 22.7% |
8位 | 住まい | 18.0% |
9位 | 食生活 | 12.2% |
10位 | 配偶者との関係 | 12.1% |
老後が不安で仕方ない日本人
近年国内で実施されたアンケート調査を見ると、どの調査においても、老後に不安を感じている人は成人全体の8割を超える結果が出ています。調査内容によっては9割にも達し、極めて多くの方が老後の生活に何らかの不安を感じていることが明らかになっています。
上記の表にある様に、日本人の老後に対する具体的な不安は「お金」「体調」「認知症」「介護」がランキングの上位を占めています。中でも1位は「お金」の不安です。「老後2000年問題」といった、日本社会に不安をあおるような情報が世間に発信されていることも原因の1つです。公的年金制度への不信感も関係していることがうかがえます。
公的年金への不安
私たちが年金を受け取る年齢は現在の65歳から徐々に引き下げられ、年金額もそれによって引き下げられる予定です。最近では、「老後の資金計画は女性なら95歳を念頭において考えるべき」と言われています。それをふまえると長生きがリスクとなる可能性が見えてきています。
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職業・個人別の不安感にはどのようなものがあるか

不安の内容は、一人ひとりの置かれた状況によっても変わってきます。
専業主婦の場合
専業主婦の場合には、サラリーマンや自営業者よりお金の不安が大きいと言われています。これは、自分自身に現金収入がないことが背景にあると考えられます。
自営業の人の場合
自営業の人も、お金の不安が中心になるようです。サラリーマンと違って、将来の収入が予測できず、退職金もありません。自営業は、「定年がない」というメリットがありますが、けがや病気で働けなくなってしまうと収入が途絶えてしまいます。老後の資金計画が年金だけだとすれば、心配になるのも無理はありません。
サラリーマンの場合
サラリーマンでは、いつリストラや減給にあうかわかりません。それ以前に、人間関係や納期、売り上げなど、たくさんのプレッシャーから精神の病になる方もたくさんいます。最近では、高給取りへのリストラがかつてない規模で発生すると予測されています。
国際結婚をしている人の場合
国際結婚をしている人の場合の不安は、さらに特殊です。日本人と同じく、外国人も年をとったら生まれ育った故郷に住みたいと思う人が多く、そのため、「老後はどこに住むのか」「親の介護はどうしたらよいのか」「医療や年金は大丈夫か」など、不安要素も多くなり、かつ、それが日本国内のみならず、世界を単位に考えなければいけません。
独身で一人暮らしをしている場合
独身で一人暮らしをしている方の場合には、たとえ今は楽しく過ごしていても、「はたして老後はどうなるのか?」と不安になる人が少なくありません。お金の事だけではなく、健康面での不安も出てきます。
では、老後の不安を解消するにはどうすればよいのか
老後の具体的な不安がわかってきたら、どのようにしてその不安を解消できるかを1つづつ解決していきましょう。老後の具体的な不安に対して、考えて行動することは大事です。
老後の不安に向き合っていく対策
お金への不安は、早い時期から意識して備えることで、解消する可能性はかなり上がります。まず最初にすべきことは、現在と老後の収支を知ることです。
年金だけでは備えは十分とは言えませんが、定期的な収入があるかどうかで老後の資金計画は大きく違ってくるので、年金保険を滞納なく支払っていることは大事です。
老後の体調への不安
体調への不安は、体調維持のために自己管理をきちんと行うことです。飲みすぎず、腹八分目など、食生活に注意して適度な運動をつづけ、定期的な健康診断を欠かさず受けるようにしましょう。
老後のお金の不安
退職金と年金支給額を知り、老後の生活の収支を「見える化」しておけば、老後のために残しておく必要な金額も想定できるはずです。そして、自分や家族の介護が必要になる事態も想像しておけば、不安は減らせるはずです。
老後の孤独への不安
孤独への対策は、「人との交流」がカギとなります。趣味でも仕事でも、地域活動やボランティアでもよいでしょう。最近ではオンラインでいろいろな催しがあります。社会的に孤立してしまう状態をどうやって避けるかが大切です。サラリーマンの方は特に、定年前から積極的に準備しておくことが望まれます。
まとめ
老後に対する不安をランキングにすると
- お金
- 体調
- 孤独感 が多くを占めています。
老後の不安に向き合っていく対策
- 現在と老後の収支を具体的に知る
- 適度な運動、適切な食生活で、体調管理に努める
- できるだけ、人と交流し、楽しい時間を過ごす
ことが必要です。

元気で不安のない老後を目指して、今からできる準備を始めていきましょう。

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